●偏食中の次男が、違うものを食べるようになった訳
絶賛、偏食中の次男(1歳5カ月)。
毎日白米ばかりですが、先日、ついに…
サツマイモとじゃこを食べました~!!
食べた背景が興味深いなぁと思ったので、その経緯をお伝えします。
まず、その日は私は外出予定があり、朝から母に次男を預けていました。
最後の授乳が、朝の9時過ぎです。
そして、11時頃に食事。
いつもの通り、お皿に白ご飯を入れて。
母は、小さなおにぎりの中にちりめんじゃこやサツマイモを入れ込んで、海苔でまいて見えなくしてくれました。
そして、最初の一口目に、白飯に手を伸ばそうとしたそのタイミングで、さっと、そのおにぎりを手渡したら、お腹空いてたからか、そのままもぐもぐ…。
吐き出さなかったそうです。
一つ目の味がそれだったからか、その後も、同じようなおにぎりを作っておくと、怪しむことなくもぐもぐと完食したそうです。
その後遊んで、2時間半ほど、お昼寝。
14時過ぎに起きて、また遊んでから、2度目の食事。
朝と同じように、おにぎりの中に隠したら、またもやサツマイモとちりめんじゃこを完食!
そして、ぶりぶり~とウンチをしてすっきりし、ご機嫌よく遊ぶ。
15時、私が帰宅しても、母乳を欲しがらず…。
母「さっき、あれだけ食べたら、いらんわなぁ…^^;」
18時、ようやく授乳(ちょっとグズグズ欲しそうにしてたので)
19時前、長男も一緒に夕食。
次男は、今日3度目となる、同じ海苔まきおにぎりを…
食べませんでした^^;
つまり、これで分かったこと。
・本当にお腹が空いていたら、食べるということ
・私(母親)がいなくて、祖母だけだと、いつもと違うという環境で、食べる可能性があるということ
→母に対する甘えがある、ともいえるのかな?
私が白飯しか出さない、私が甘やかしてるのかな?
・同じものでも、授乳後時間が立たず、お腹がそれほど空いていないと、やっぱり食べないということ
実は、その日、同じような話を聞いたところだったので、すごいタイミングだなぁ…と思ったんです。
それは、ある宿泊研修に参加した親子の話でした。
ママ「うちの子、野菜を全く食べないんです」
男の子「ボク、野菜嫌いや~!」
宿泊先の人「ボク、野菜が嫌なら食べなくてもいいけど、ここには肉や魚はないよ。それでもいいなら、食べなくても好きにしていいよ」
そしたら、初日はほんとに嫌で、食べなかったそう。
でも、食べ盛りの子ども、お腹が空いてひもじくなるなる…。
翌朝、誰よりも早く起きてきて、「お腹空いた~~~!!!」
と言って、野菜料理をバクバグ食べだしたんだそうです。
はい、それで、野菜嫌い克服完了!
食べないから…と甘やかしてるのは、実は大人なのかも知れないなぁ、と思いながら帰宅して、今日の次男のことを母から聞いて、わぉ…、ほんとや!とびっくり。
これは1事例ですが、偶然ではないと思います。
食べない子の口を無理やり開けさせて、突っ込むのではなく、お腹が空いて自分から口を開けて食べるような環境を仕向ける…。
北風と太陽のイソップ童話を思い出しました。
北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。
しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽がさんさんと照りつけた。
すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
北風が、母の必死の形相で、太陽は、空腹感、という感じでしょうか。
また、これから、いろいろとチャレンジしてみたいと思います。