vol.012 「やっぱり手づかみで食べるのが嬉しいのかな、と思いました」


●「やっぱり手づかみで食べるのが嬉しいのかな、と思いました」


昨日は、第三回目の離乳食講座でした。


Aさん親子が、三回続けてご参加くださいました。


Aくんは、前回の講座参加後、次のように変わってきたそうです。


・白米は、私の手にのせてあげていて、余裕のある時は、お茶碗に入れて、自分で食べさせています。


・少しずつ、食べる意思も強くなってきたように感じられます。



「食べる意思!!」


これ、とっても重要ですね。


食べたいと思えるためには、ママの力だけではどうしようもない場合もあるんです。


まだまだおっぱいがよかったり、お腹が空いていなかったりすると、ママがどんなに頑張っても食べてくれません。


時期が解決してくれることもありますし、もともとの食の細さも影響しているかもしれません。


ほんと、人それぞれなんですよ~^^


3回目の講座を受けられた、Aさんの感想をご紹介します。


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お芋ペーストやご飯を、大きな口でパクパク食べているのを見て、やっぱり手づかみで食べるのが嬉しいのかな、と思いました。


家では、私の指にのせてあげることも多いのですが、イキイキした顔で食べものをつかみにいっているのを見て、もう少し、手づかみする機会も増やしてあげようかな?と思いました。


手づかみメニューもいろいろなバリエーションがあり、参考になりました。

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ありがとうございます。


Aくんは、今回も自ら食べたいものを狙っては、手を伸ばしていました。


今回は「手づかみ食べにチャレンジ」ということだったので、次のようなメニューを準備しました。



ごはん、蒸したまねぎ、お米ペースト、お芋ペースト、蒸したかぼちゃ、野菜入り米パン、リンゴとバナナ入り米パン、寒天ゼリー、昆布とかつおのおだし



芋ペーストは、蒸したさつまいもを同量の水とともにミキサーにかけたものに、くず粉を混ぜて、加熱したものです。


Aくんははじめ、お芋をつけたフォークの、お芋のついたところを握りしめて(笑)、遊んでいました。


ふとした瞬間、フォークにお芋がついていることに気が付いて、反対のおててで取って、パクリ!


「ここにもお芋ついてるよ~」と声かけをすると、そのうち、フォークについたまま、口に運ぶこともできるように…。



今度は机の上にあるパンに気が付きました。


自分の意志でパンを取りに行く間に、Aくんのお口は、もう食べる形になっていました。


これぞ、食べようという意思!


おそらく口の中は、唾液が出て、スタンバイOKの状態になっているはず。


これって、とても大事なんですよ。



また、Aくんは積極的に、いろんな食べ物を自分でつまんだり握ったりしていたので、手のひらがぐちゃぐちゃに…。


でもこれまた大事!


例えば、お芋ペーストはぐちゃ~っと握りつぶしても食べれますが、寒天ゼリーだとボロボロに壊れて、食べれなくなります。


いろんなものに触れて、力加減も覚えていくんですね~。


Aさんは、3回の講座を受けて、次のようなことをお話くださいました。


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・離乳食を初めて開始した時は、市でもらったパンフレットに、何時にミルク、何時に離乳食、何時にミルク…とタイムスケジュールが書かれていて、え~!こんなにきっちりするの!?と驚きました。それで、何回食とか、とても気にしていました。


・でも、講座を受けて、ごはんの心配がなくなりました。これでいっか~と思って離乳食をとらえることができるようになりました。


・子どもだけの食事を用意して食べさせようとしても、あまり食べないけど、私が一緒に食べると、欲しそうにするんです。

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そう、そう、そうなんです!!


・子どもだけご飯を用意して食べさせて、ママは食べないで見守る


より


・ママと一緒にご飯を食べる


ほうが、よく食べることが多いです。


講座中も、ママがごはんを口に運ぶと、Aくんはじ~~っと目で追って、


「ママ、それちょうだい!!」と言わんばかりの必死のアピール!!


そして、ごはんをママからちょっともらって、一緒にモグモグ…。


その時の、ママと目を見つめ合うその空気感が、何ともいえない素敵なものでした。


その様子を見て、やっぱり、離乳食は何を食べさせるかも大事だけど、この親子の心の交流が大事だなぁと、改めて気づかされました。



離乳食は、量を食べることが目的ではありません。


母乳やミルクという液体の栄養から、固形物が食べれるように移行する期間は、赤ちゃんにとっては、未知なるものへのチャレンジ。


だから、その時、どんな雰囲気で食べるか、どんな風にサポートすれば自ら意欲的に食べるようになるか、がとても重要になります。


ただ、食べ物を口に入れて栄養を補給する、のではないんです。


離乳食という「自立の一歩」を、親子でらくに、楽しく進められるといいですね。


今回の講座の様子は、写真入りでこちらで紹介しています。


http://ameblo.jp/openmind2525/entry-11958219401.html