vol.017 「おじいちゃんおばあちゃんと、食に対する考え方が違うんです」


●祖父母と考え方が違うので、ストレスになります。


このブログを読んでくださっている方は、小さいお子さんがおられる方が大半だと思います。


子どもが小さい間は(小さくなくても)、孫の成長を見せてあげたいと、年末年始に自分の実家や、旦那さまのご実家に顔を出すことが多いですよね。


特に、実家が遠い方だと、1年に数回しか会えないこともあるでしょうから、帰省ラッシュの中、小さい子どもを連れての移動というのは、それはそれは大変な労力だと思います。


そして、ようやくの再会!


おじいちゃんおばあちゃんは、久しぶりに会う孫に目じりがたれっぱなし…。


私は、子どもと楽しく遊んでくれる姿を見ると、親の自分がほんの少しの間、親業から解放され、微笑ましく眺めることができて、この風景が大好きです。


でも、誰でも帰省中に、ず~~っとこんな感情で過ごせるかというと、いや、ムリムリムリ…!!な方も多いはず。


そのひとつが、食に対する考え方の違いだと思います。


おじいちゃんおばあちゃんが、普段自分があまりあげていない食べ物お菓子やジュースをあげる姿に戸惑いを感じたことはありませんか?


自分がしてないことを、「〇〇はしなくていいの?私はしてたけど…」と言われ、戸惑ったことはありませんか?


わぁ、うちではまだ卵料理は、あまりあげてないのに…。


わぁ、うちではまだチョコレートはあげてないのに…。


わぁ、ジュース、そんなにたくさん…、しかもおかわりしてるし…。


わぁ、わぁ、わぁ、…(驚)


それくらい、食べることに関する考え方の違いは、ママにとって、大きなストレスになります。


おじいちゃんおばあちゃん側からしたら、孫の笑顔が見たいから、孫に喜んでほしいから…という、純粋な気持ちだと思いますが、普段きちんと考えているママほど、モヤモヤとした気持ちが大きくなってしまいます。


特に、自分の親だとそのあたりのことは言いやすいですが、旦那さまの親となると、嫁はなかなか言い出しにくいところもあります。


中には、旦那さまを通して、食のことをオブラートに包みながら代弁してもらうという方もいらっしゃいます。



● でも、おじいちゃんおばあちゃん側の立場を考えてみると…。


今、子育てまっただ中の世代の、おじいちゃんおばあちゃんというと、60~70代の方が多いでしょうか。


このおじいちゃんおばあちゃん世代は、


・昭和30年ごろから、欧米の食生活を理想として始まった「栄養改善普及運動」の時代に育った。


・その後、昭和40年前後に普及・浸透したのが、「断乳」 「人工栄養の推進」 「月齢別離乳食」 「離乳準備食(果汁・牛乳)」で、子育ての指導バイブルであった。


そんな背景があります。


その頃の行政の指導で…


・まずは果汁をあげましょう


・風呂上りは白湯を飲ませましょう


・母乳よりも粉ミルクが栄養あるよ


・卵は栄養あるから食べさせなさい


・いつまでも母乳を飲ませてはいけないよ


・ご飯より、おかずをしっかり食べさせなさい


そう教わってきたから、そうやって育ててきたから、同じ様にしようとしてるだけなのかも知れません。


自分は子どもたちを、こうやって育ててきたんだから…という経験値も加わって、いろんなことを言われるんだと思います。


だから、おじいちゃんおばあちゃんが悪いわけではありません。


育児の考え方が、今と違うだけ。


だから、今、私たちママ世代が習って常識だと思っていることと違うから、わぁ、わぁ、わぁ…(驚)になるんですよね。


だから、その違いなどを、おじいちゃんおばあちゃんを否定せずに、お伝えできるといいんじゃないかなと思います。


私たちが今、子育ての常識とされていることも、将来、自分の孫を面倒見る時代になったら、「今どき、そんなことしませんよ…」と、非常識に変わっている可能性だって十分にあるんです。


時代が変わると、常識も変わる。


時代が変わると、考え方も変わる。


私は何ごとにも、柔軟に対応できる自分でいたいなぁと思います。


帰省中にぐったりと疲れたママさん、また今日から気持ちを新たに、やっていきましょうね。