vol.022 私は離乳食を作るのに、調理器具を毎回熱湯消毒はしませんでした


●私は離乳食を作るのに、毎回熱湯消毒はしませんでした。


赤ちゃんが生まれると、衛生面にはかなり気を配ります。


「授乳の前は、洗浄綿で乳首を軽く拭きましょう」


「哺乳瓶は、煮沸消毒するか、消毒液につけましょう」


「赤ちゃんの衣服は、大人用の洗濯剤でなく、やさしい成分のものにしましょう」


などなど、育児雑誌や育児教室で、習いませんでしたか?


私も、そう教えられたから、そうしないと小さいうちは感染症とかの心配があるから守らないと…と思って律儀に守っていました。


(授乳前の洗浄綿は、あまり必要ないと聞いてすぐにやめましたが)


哺乳瓶を消毒液の入った容器に漬けておき、時間が経ったら取り出すのですが、それ専用のトングを準備してそれで引き上げていました。


母には、「そこまでしなくても、手さえきれい洗ってたらいいんじゃないの?」と言われても、「ダメダメ、手で取ったら消毒した意味がなくなるから…」という感じでした。


新生児期を過ぎ、段々と大きくなるにつれて、アバウトになってきました。


哺乳瓶は、きれいに洗った手で取るようになったし、衣服も大人と一緒に洗濯機に入れるようなりました。


ちなみに、二人目となると、さらにアバウトでした(笑)


先日、こんな話を聞きました。


「離乳食教室で、『赤ちゃん用に離乳食を作るときは、包丁とまな板を熱湯消毒して下さいね。だいたい1歳くらいまではそれを続けてくださいね』と言われたんですが…」


衛生管理を考えると、きれいな環境で離乳食を作ることはもちろん重要です。


でも、毎回熱湯消毒…私はしなかったな~(笑)


これをしてると、離乳食の回数が増えてくるにつれ、ママは大変になりますね。


そのママも、同時にパパの食事を作ると、包丁まな板を分けないといけないし、途中の材料を入れるボールも、赤ちゃん用にしてると、段々と分からなくってしまう…そうです。


みなさんは、どうされていますか?


● 一緒に調理器具を使えたら、楽ですよね。


みんな一緒に使えたら、ずいぶん楽になりますよね。


そこで、逆転の発想!


常に、調理器具をキレイに洗っておく!


スポンジに雑菌が残らないように、清潔に保つ。


それなら、大人も赤ちゃんも一緒の調理器具を使えると思いませんか?


赤ちゃんの食べるものは、基本加熱調理しますよね。


だから、生魚や生肉を切った包丁やまな板を一緒に使うというのでなければ、同じ包丁・まな板で野菜を切っても大丈夫だと思います。


それでも心配な方は、まず先に赤ちゃん用の材料の下ごしらをして、その後に大人の材料を扱えば安心です。


離乳食教室では、どんなお子さんがいるか分からない中で話をされるので、細心の衛生管理に気を配っておられたのかもしれません。


例えば、生まれつき身体が弱くて、感染症にかかりやすい赤ちゃんがいるおうちでは、衛生管理がとても重要になりますよね。


でも、そうでなければ、どこまで気をつけたらいいか?を気にしだすと、際限がありません。


あまりにもきれいな環境で育てすぎると、自分の身体を守るための免疫力が育たず、病気になりやすい(自分の免疫力で病原菌をやっつけることができない)という話を聞いたこともあります。


なので、何でもかんでも除菌して除菌して除菌して…というのも、どうなのかな?と私は思います。


ママが離乳食を作ることをおっくうに感じてしまうと、毎日が辛くなります。


昔は、大人の食事を取り分けて食べさせていた時代もあるんですよ。


その頃の子どもに比べると、現代の子どもは、身体が弱いので、同じ生活環境だと、いろんな病気にかかりやすかもしれません。


でも、ママのお腹から生まれてきたら、嫌でもいろんな菌の中で生活していかなければならないのだから、最低限の衛生管理にとどめて、あとは、しっかりと赤ちゃんが自分で持つ免疫力を高める関わりも大事だと思います。


余談ですが、口呼吸でなく、鼻呼吸が病気になりにくいです。


話は逸れましたが、1歳まで包丁・まな板を分けて、毎回熱湯消毒しないとダメか…は、ご自分のお子さんの様子に合わせて、柔軟に考えてくださいね。


そんな離乳食の相談がしたい!という方のために、個別の出張講座をしています。