vol.023 うんちとお肌で離乳食を考える


●赤ちゃんに、今食べさせている量や素材の種類はこれでいいのかな?


離乳食をスタートさせたママは、常にここが戸惑うところです。


そんな不安な時は、「便」と「皮膚」の2つのチェックしてあげたら大丈夫!


どうしてかというと、その時期の赤ちゃんに合っていない量や食材を食べると、下痢をしたり、口の周りが赤くなったり、じんましんが出たりするからです。


例えば、こんなことがありました。


3年前のことです。


長男の離乳食開始時、私は当たり前のように、お粥を作ってあげました。


すると、口の周りにぶつぶつが出ました。


あれ?気のせい??


次の日に、またお粥をあげると、またぶつぶつが出ました。


その次の日には、口の周り、胸、手のひらにもぶつぶつが広がりました。


一旦お粥は中止したものの、背中もまだらに。


ここまできたら、気のせいではないと分かりました。


翌日、小児科で見てもらい、血液検査をした結果、卵のみ陽性でした。


検査データ上では、米は大丈夫だったのですが、「皮膚に症状が出ているので、一旦中止して、野菜に切り替えましょう」と言われました。


そして、かぼちゃの裏ごしに変えてみたところ、症状は出ませんでした。


数日後、もう一度、お粥を一口だけ試してみたら、やっぱり口の周りにぶつぶつが…。


そして、かぼちゃに変えると、やっぱりお口の周りはきれいなまま。


つまり、長男にはお米は合わず、かぼちゃは食べても安心だということが分かりました。


こんな風に、赤ちゃんの見た目を観察していると、それがOKかNGか、分かりますよ。


また、赤ちゃんによっては、肌はきれいなままでも、下痢になることもあります。


簡単に言うと、下痢は「食べた食材を、腸が消化吸収できていない」という証拠です。


なので、下痢をしたら、その食材はまだやめておいた方がいいかも知れないなぁ、という判断の材料になります。


また、量が多すぎても、腸が消化しきれず、下痢になる可能性も考えられます。


【注意】

目安の量の3倍4倍も、とにかく食べるんですけど、という赤ちゃん。

あまりにも多く食べ過ぎる場合は、丸飲みになっている可能性もあるので、例え下痢をしていなくても、少し控え目にしてあげる方がいいと思います。



ということで、もう一度言いますが、


「今あげてる量は、これでちょうどなのかな?」


「今は〇種類をあげてるけど、これまだ早すぎるのかな?」


と不安に思われている方。


赤ちゃんが下痢もしていない、皮膚もきれいなままであれば、その食材と量は、ちょうどいいと思いますよ。



●ただ、〇〇は別ですよ。


ただ、便に出てくる食材もあります。


その代表選手は、人参!


どんなに細かく刻んでも、そのまま便に出てくるんですよね…(笑)


私もはじめ、びっくりしました。


でも人参は、一般的に、離乳食開始の早い時期から使われるものですね。


なので、便にオレンジ色の人参がそのまま混ざっていても、これは身体に合わないんだ、と思わなくても大丈夫ですよ。


繊維質が多い野菜や果物、豆類などは、赤ちゃんのお腹で消化しきれずに、そのまま出てきてしまうんです。


他にも、ほうれん草、トウモロコシ、トマト、納豆なども出てくることがあります。


知っておくと、ママも安心できますね。



●下痢、ブツブツが出たら、アレルギーは大丈夫かな?


下痢したり、ブツブツでたりしたら、アレルギーの心配は大丈夫かな?と思いますよね。


もちろん、心配はあります。


離乳食時期に心配なのは、3大アレルゲン「鶏卵・乳製品・小麦」です。


以前は、「鶏卵・乳製品・大豆」が3大アレルゲンでしたが、今は大豆が減少し、小麦に変わりました。


アレルギーの心配があるのは、基本的にタンパク質。


※小麦は炭水化物ですが、アレルゲンです。


タンパク質とは、いわゆるおかずのこと。


お肉、お魚、卵、乳製品、豆腐などを食べて、ブツブツがでたり、下痢したり、呼吸がおかしくなったり、咳が出たりしたら、アレルギーが疑われるので、小児科やアレルギー科を受診して下さいね。


ちなみに、米でぶつぶつが出た私の長男は、米アレルギーでした。


米のアレルギーがあるなんて、びっくりでしたが。


また、そのお話も書いていきますね。


アレルギーなど離乳食の相談がしたい!という方のために、個別の出張講座をしています。