vol.025 「赤ちゃんにみそ汁をあげたいんですが…」


●「赤ちゃんにみそ汁をあげたいんですが…」


離乳食の本には、


・大人のみそ汁を、2~4倍程度に薄くのばしてあげましょう。


・みそは、だしの入っていないタイプにしましょう。


など書かれています。


そこにもう1つ加えると、さらにママが安心してあげられるポイントがあります。


それは、「原材料の欄を見て、できるだけ表示の少ないものを選ぶこと」


例えば、2つの市販みその原材料名を比較してみましょう。


―――――――――――

(A)のお味噌


米、大豆、食塩、酒精、調味料(アミノ酸等)

―――――――――――

(B)のお味噌


米、大豆(遺伝子組換えでない)、食塩

―――――――――――


この2つから選ぶなら、(B)の方が赤ちゃんには安心ですね。


ちなみに、だし入りのお味噌の原材料名はというと…


―――――――――――

大豆(遺伝子組換えでない)、米、食塩、かつお節粉末、かつおエキス、たん白加水分解物、昆布エキス、酒精、調味料(アミノ酸等)

―――――――――――


こんな風に、とても表示が増えますね。


私は、「うま味調味料」の味がおふくろの味になる前に、自然の味を教えてあげたいなぁと思っています。



●調味料にこだわると、料理の味がぐんとよくなります。


原材料がシンプルなみそは、それなりのお値段が…。


私も以前、スーパーで何気なく買ってた頃に、ちょっと安心安全なみそを買おうといろいろと見比べたり、自然派のお店に行ったりしました。


すると、1パック300~400円のみそから、1000円近くするものまで、いろいろとあることを知りました。


値段の差の裏には、熟成の仕方の違い、原材料の違い(国産大豆か外国産大豆か、農薬・化学肥料・除草剤・添加物の有無)、菌種の違い、などがありました。


少し奮発して買ったみそで作ったみそ汁は…、それまでのと比べて味が全く違い、とても美味しかったことを覚えています。


みそは「優れた発酵食品」と言われますが、原材料や製造工程を考えると、中には「なんちゃって発酵食品の味噌」もあるかもしれません。


毎日使う調味料だからこそ、信頼できる生産者やお店から、質のいいものを購入することをお勧めします。


塩やしょうゆも、是非同じような観点から選んでみてくださいね。



●赤ちゃん用は、何でも安心?


最近では、赤ちゃん用の顆粒だしの粉末も売られています。


あるメーカーの原材料の表示を見ると…


―――――――――――

デキストリン・乳糖・かつおエキス・こんぶエキス・食塩・酵母エキス(原料の一部に小麦を含む)

―――――――――――


と書かれていました。


商品の特徴として、「着色料、保存料、香料、化学調味料は使用していません」とは書かれていますが、自分でだしを取った方が、赤ちゃんにはより安心だと思いませんか?


昆布とかつおでだしをとるのは大変!めんどくさい!という方。


最近は、昆布やかつお、いりこなど、素材だけで作られた「だしパック」もあるので、それを使うと楽ですよ。


ママ・パパも、同じだしを使うことができるし、健康的ですね。



●みそ汁は、離乳食期に大活躍


大豆アレルギーがなければ、みそ汁を活用すると、離乳食がぐっと楽になります。


どういうことかというと、具の種類を変えることで、離乳食のメニューになるからです。


例えば、豆腐と玉ねぎ、じゃがいものみそ汁をつくれば、それらの具をそのまま赤ちゃんにあげることができます。


他にも、かぼちゃやさつまいも、キャベツ、人参、大根…いろいろと変えることができます。


大人も一緒に食べれば、しっかりと野菜をとることができるので、お勧めですよ。