●「汁ものをばしゃ~っとされると、イラッとします…」
子どもの食事あるあるです(笑)
目の前でひっくり返される。
機嫌が悪くて、ひっくり返すこともあれば、たまたま手が当たってしまうことも。
ご飯やおかずなら、テーブルからお皿に戻せばいいだけですが、汁もの、コップのお茶となると、話は別です。
急いで拭かないとダメだし、時には、服まで濡れてることもあるので、ママはゲンナリしてしまいます。
離乳食も段々と進んでくると、自分で食べたい!という意欲もわいてきて、自分でする!と言わんばかりに、ママのスプーンを拒否して、自分で飲もうとしたり。
でも…。
だいだい、その直後に、洪水事件が起こります(笑)
・自分で食べさせたい
・でも、ひっくり返さないでほしい!
ママの2つの心の葛藤、私もずいぶん経験しました。
●保育園で、1歳児はどうやって食事しているの?
次男が、この4月から保育園に通っています。
先日、保育参観があったのですが、みんな椅子に座って、陶器の小さい湯のみで上手にお茶を飲んでいました。
先生「入園した当初は、うまく飲めない子がほとんどでしたが、毎日毎日、保育者が手伝いながら飲んでいるうちに、一人で飲める子がどんどん増えてきましたよ」
昼食の様子も見せてくれたのですが、手を使い、フォークを使い、一生懸命食べていました。
保育士さんは、一人で何人も食べさせる訳にもいかないので、見守り、食べるのに苦労している子には声掛けして、介助して…。
基本、自分で食べていました。
ふとみると、汁ものに手を突っ込んでいる子がいました。
遊んでいるのかな?と思って見ていると、お澄ましの中の豆腐を、一生懸命手で取り出そうとしていたのです。
そして、豆腐との格闘後、ゆっくり指でつまみ上げて、口に入れてモグモグとおいしそうに食べていました。
家だったら…と考えてみたら。
様子を見る前に、「なにするのよ~っ!!」という言葉が先に出てきそうです(笑)
もちろん、子ども達の机の上は、いろんな食べ物が散乱して、ぐちゃぐちゃになっていましたが、床の上は、ひどい洪水もありません。
私、入園したて4月に、お昼ご飯の様子を見たことがあるのですが、その時は、テーブルの周りは、ひっくり返ったお汁のせいで、びちゃびちゃでした。
ちょっと濡れてる、ではなく、もう水たまりです。
それから2カ月。
ずいぶんとこぼす量も減ってましたよ。
その姿を見て、『汚さずキレイに食べて欲しいな~』というママの本音を少し我慢して、『ここならどうこぼしてもいいわよ!』というくらいに環境を整えて、自力で食べさせるチャレンジをした方が、結果的に上手に食べるのが早くなるのかな…と思いました。
いつまでも食べさせているのに、いきなりこぼさず食べなさい、は無理難題ですよね…。
そうは言っても、現実的に心の余裕がないわ…と思う気持ちも、よく分かります。
それなら、こぼされること前提で、はじめから汁物をごくごく少量しか入れない、というのもありです。
実際、長男が1歳児の時の、朝のお茶は、子ども用コップに、わずか1センチほどしか入っていませんでした。
飲めたら、さらに入れてもらう、という感じでした。
汁物も、そんな風にしてみてもいいかも知れません。
もしくは…。
ママの心の余裕がない時は、後始末のイライラを考えたら、もう、その食事は汁物はなしにするとか(笑)
この際、栄養が…とか考えないで、ゆる~くいきましょうね。
汁椀やコップを両手で持って、液体をこぼさずに飲む、というのは、赤ちゃんにとってはとても高度な技なんですね。
私の体験談ですが、「ドイディーカップ」という商品は、コップ飲みの練習にはとても使いやすかったです。
ブログに写真も載せてありますので、ぜひどうぞ。
>>http://ameblo.jp/openmind2525/entry-12023699386.html