vol.031 昨日まで、おいしそうに食べていたのに…。


●昨日まで、おいしそうに食べていたのに…。


昨日までおいしそうに食べていたのに、急に食べなくなった。


そんな経験がある方は、多いのではないでしょうか。


・どうしよう…。


・何が嫌なんだろう?


・食べなかったら、栄養が摂れなくて心配…。


・何か原因があるのかな?


心配になる気持ち、とてもよく分かります。


でも...。


・いつも通り、ミルクや母乳は飲んでいる。


・食べる時以外、機嫌はいい。


・うんちやおしっこは出ていて、異常はなさそう。


・目で見た感じ、しんどうそうでもない。


などであれば、特に心配することありません。


飲まない、食べない、ぐた~~~っとしている、ぼーっとしている、うんちやおしっこの量や色がちょっと違うなど、全身状態がいつもと違うなら…。


私なら心配なので、病院に行くと思います。


でも、そうでなくて、ただ食べないだけなら、それも成長の証かもしれません。


もしかしたら、その食材に飽きたのかもしれません。


もしかしたら、その柔らかさが、もう嫌なのかも知れません。


もしかしたら、自分で食べてみたいのかもしれません。


もしかしたら、そのスプーンが、もう嫌なのかも知れません。


もしかしたら、ママの真似をして、スプーンを使ってみたいのかもしれません。


もしかしたら、その椅子が、もう窮屈なのかも知れません。


もしかしたら、その温かさ(冷たさ)が、嫌なのかも知れません。


もしかしたら、歯が生えてきて、ちょっと口の中が変化して、歯がゆいのかもしれません。


もしかしたら、もしかしたら…。


赤ちゃんは、大人が思う以上に、敏感で繊細なのかもしれません。



・スプーンを持たせたら、遊びだして食べてくれなくなった。


→食欲よりも、スプーンという道具に興味を持ち始めた証拠です。


・自分で食べたがるくせに、うまく口に運べず、ギャン泣きしてしまう。


→指でつまんで、口に入れるのは、赤ちゃんにとって高度なこと!

食べたいのに食べれない、というジレンマを感じてのかも。


・見た瞬間、泣き出してしまう。


→何かを、訴えている証拠です。

「それじゃない!」「もっと、別のにして!」「それは、嫌なの!」


ここが分かれば、ママは楽なんですが、なかなか分からないから、離乳食がしんどくなるんですよね。



● そんなときは、どうしたらいいのかな?


無理やり食べさせようとしても、まず食べてくれないでしょう。


まずは、ママが落ち着いて、深呼吸!


「何か、いやなんだね。食べたくないんだね」と赤ちゃんの気持ちをくみ取って、声をかけてあげる、ぎゅっと抱いてあげる。


そして、これはどうかな?あれはどうかな?を、試してみましょう。


とはいっても、一度イヤイヤ!!モードになったら、何でも拒否!!になることもあるので、そんな時はさっさと切り上げましょう。


「いらなかったら、やめておこうね」


「また欲しくなったら、あげるよ」


くらいの心構えの方が、いいかもしれません。


ママが「何としても食べさせよう!」という戦闘モードになると、赤ちゃんもその信号をキャッチして、頑として食べない、口を開けない、泣きまくるという悪循環が待っています。


大丈夫です!


1回や2回食べなくても、心配いりません。



● 他のママは、どうしているの?


よく聞くのは、少しお粥・ご飯の硬さを変えたら食べました、というお話です。


・キレイにすりつぶしていたのをやめて、つぶつぶが残ったものにしたら、食べた。


・ずっとお粥だったけど、軟飯をお皿に置いたら、自分で手に取って食べた。


・小さなおにぎりにしてあげたら、つまんで食べた。


いつから離乳食の形態を、どういうタイミングで変えたらいいのか分かりません、という方がよくいらっしゃいます。


食べなくなる、というサインは、もうその形態は柔らかすぎる、飽きた、もぐもぐしたい、もう歯が生えてきたから変えて、などを訴えているのかもしれないので、ちょっとレベルアップしてみてはいかがでしょうか?


もちろん、気分がのらない日もありますから、毎日毎日、一定量を、同じ時間に食べる…とは、思わない方がいいですよ。


大人も、これは、今日はいいわ、って思う時がありますよね?


実は、赤ちゃんも、内なる思いを秘めているのかもしれません。


離乳食は、液体状のモノから、固形物を食べる練習をする期間。


進んだり、立ち止まったり、たまには逆戻りしたり。


そうやって、長い目で見て、前に進んでいたらOKです。


まぁ、食べないなんて、成長したんだね^^、と思って、ゆったりと進めてくださいね。