vol.032 「もぅ、ママっ! ボクの表情、ちゃんと見てねっ!!」


●「もぅ、ママっ! ボクの表情、ちゃんと見てねっ!!」


前回、離乳食なんで食べないんだろう…という悩みと、ママができる対処法について書きました。


「こんなにいろんな原因があるんですね」

「うちの子だけじゃないんですね」

「食べ物以外のことも、いろいろと試してみたいと思います」

と、読者の方からいくつかメールを頂きました。


そうなんです!

食べない悩みは多いんです。


でも逆に、食べ過ぎる悩みを持つママもおられます。


つまりは…


悩んでるママはたくさんいるんです!


隣の芝生は青く見えるものですが、お隣さんも、別の悩みがあるかも知れません。


離乳食の悩みはないけど、夜泣きで困っているかも知れません。


離乳食は順調だけど、人見知りが激しくて、ママは疲れているかも知れません。


何でも食べてくれるけど、風邪をひきやすくて、しょっちゅう小児科に行って悩んでいるかも知れません。


ほかにも。


・なかなか歯が生えない

・なかなかハイハイしない

・なかなか快便が出ない

・なかなか指吸いが止まらない


ほんと、育児っていろんな悩みの連続です。


自分の問題だと、解決法や対処法を考えられても、いざ子どもの問題になると、難しいもんだなぁと、私自身、子育てをして感じます。


このメルマガを読んでくださっているママの中にも、離乳食以外に、上に書いたような悩みが複数ある方もいらっしゃると思います。


本当に、辛いですよね…。


我が子のために、少しでも何かしてあげたい。少しでも、解決したい。


離乳食で言うと、「少しでも食べてさせたい」


甘やかしと、見守りのさじ加減は難しいですね…。


そんな中、私が先日体験した出来事をご紹介します。



●「〇〇泣きしてたら、無理にはしませんので…」


2歳の次男が、先月からスイミングスクールに通っています。


彼は喘息体質というのもあって、身体を強くさせたいと思って、入れました。。


うちのスイミングスクールは、2歳になったら子どもだけのクラスに入れるんです。


次男の様子はというと…。


初回は、水着に着替える時から、ずっと泣いたまま、プールでも60分泣きっぱなしでした。


「怖いよ~~!!助けて~~!!嫌だ~~~!!」と目で訴えていました。



2回目は、プールに着いた瞬間、思い出してギャン泣き。


コーチに抱っこしてもらって、一緒にプールに入りましたが、またもや60分泣き通しでした。


そして、終了後、担当のコーチが話しに来られました。


コーチ「お母さん、大丈夫ですよ。初めは怖がって泣く子がほとんどです。

怖いのに、こちらが無理に入れてしまうと、ますます恐怖心が強くなって、もうプール嫌!!になってしまいます。

私たちも、お子さんの泣き方を観察してます。

本気で泣いてる時は、無理に声掛けません。

ちょっとグズグズ泣きになったり、コーチやお友達の方を見るようになったら、そのタイミングで水中に誘いますから^^」


なるほど!


泣き方を観察して、タイミングを見計らってるんですね。



そして3回目のプール。


前回同様、最初から泣きまくりで、プールサイドでも、ギャラリーにいる私の方に助けを求め、プールには近づかず…。


コーチは、そんな次男を呼びとめることなく、レッスンがスタート。


5分くらい経った頃です。


長男やお友達が、楽しそうにきゃっきゃ言いながら水しぶきをあげ、プールの中に入りました。


次男は、それをちらっと横目で眺め、段々と泣き声が静かになっていきました。


次男がコーチの顔を見た瞬間。


コーチはそれを見逃さず、「〇〇くん、おいで~^^」と呼ぶと、なんと、次男は一歩ずつプールに向かって歩いて行くではありませんか!!


そして、水を足にかけてもらい、抱っこされてプールの中へ。


コーチに抱き付いて怖がっているけど、泣いてませんでした。


ひゃ~~、すごい。


その後も、水が顔にかかると怖がるものの、水中を自分で歩いたり、手を水面でパチャパチャさせたり。


レッスン終了後、とても誇らしげな顔をして戻ってきたので、「すごかったね~」と抱きしめてあげると、めちゃくちゃ嬉しそうな顔をしていました。


その時、私は、『あ~~、これなんだなぁ』と感じたんです。



・本気で泣いてる時は、無理強いしても効果はない(むしろ逆効果になるかも)


・泣きがおさまってきた時に、うま~く誘導すると、案外いけるかもしれない。


・そして、うまく出来たら、たっぷりと褒めてあげる。



つまり、離乳食を食べさせようとして、本気で泣いて嫌だと訴えてたら、ママがにっこり笑って、さっさと引き上げた方がいいのかも知れません。


そのうち、ちょっと嫌がり具合が減ってきたり、ちらっとでも見るようになったら、ママが食べるふりをして、わぁおいしいわ~、〇〇くんも食べてみる??という感じで、一口スプーンを差し出してみる。


こんなアプローチで、最初の第一歩が始まるかも知れませんね。


焦らず、焦らず。


お子さんのちょっとした変化を見逃さず、チャレンジしてみてくださいね。