vol.003 タダでできる健康法!


今日は、最近出会った栄養のお話を、ご紹介したいと思います。


私は現在、「心理栄養士」として活動していますが、心を整えるだけで健康な身体になれるとは思っていません。なれたら嬉しいですけど、やはり「食べるもの」は大切です。


私は数年前に病気をしています。そして、2歳と4歳の子どもたちは、食物アレルギーや喘息を持っています。

一応、食の知識はあるし、そんな暴飲暴食をしていた訳ではないのに、なぜ病気になったんだろう、なぜ子どもたちはアレルギー体質になったんだろう(両親ともそんな体質ではないのに…)と思い、いろんな情報を知るにつれ、現代の栄養学に疑問を抱き始めました。


例えば、私たちが習う栄養学では、600キロカロリーのものを食べたら、600キロカロリーが体の中に入るとされます。

魚を食べて、その中にタンパク質が50g含まれていたら、身体の中に50g入ってくるのが当然、とされます。


病院で出される食事はカロリーやタンパク質、脂質などがきちんと計算された献立ですよね。

だから、自分の年齢・性別・一日の活動量に合った食事を食べれば、人はみな、健康になるはず…。

でも、実際そんな人はなかなかいないですね。

私も病院栄養士時代、献立の栄養量の数値を合わせることに、果たしてどれだけの意味があるんだろう…と感じてはいたのです。


でも、じゃぁ、どうすれば??というところまで、納得する答えを得ることは出来ず、何が正しい栄養学なんだろう…その疑問がずっと頭の中にありました。


そして最近、栄養医学研究所の佐藤章夫先生の講義を聴く機会があり、そこで聞いた話が晴天の霹靂だったんです。

以下、少しご紹介します。


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口から肛門までは、例えるなら土管のようなものです。

食べるということは、土管の中に物をいれた状態です。

あなたは、土管に入った食べ物を、身体の中にきちんと入れることが出来ていますか?


もし、土管の中に入ったままで、身体の中に取り入れることが出来ていなければ、想像以上に栄養素は吸収できていません。

土管に、栄養さえ入れればいい、土管に入れさえすれば、何でも栄養になると思っているのは大間違いですよ。


土管に入れただけの状態は、摂取したとは言えません。

60兆個の細胞に栄養が到達したという保証はないんですよ。


Aというサプリメントを飲んだのに、効果がない時、人は「商品が悪いのかな、安いからかな、品質が悪いのかな…、やっぱり高価なオーガニックにしないと効果が出ないなのかな?」という話になりがちです。

でも、実は自分の身体の方に原因があって、土管から身体の中にきちんと入っているんでしょうか?…と考えるべきなんですよ。

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どうでしょうか?

「正しく」食べないと、身体の中に入っていかない。

食をこのように捉えると、いろんなことがつじつまが合う気がします。


となると、みなさん「どうすれば身体の中にきちんと入るのか?」が一番知りたいところですよね。


それは、とっても簡単なこと。

「よく噛んで食べること」です。


子どもに言うような内容ですが、大人の私たちは、果たしてこれができているでしょうか?


テレビを見ながら、新聞を読みながら、スマホをいじりながら、口から食事を飲みこみがちになっていませんか?


子育て中のママなら、台所でパクッと口にほうりこんでおしまい、になっていませんか?


もし、そんな食事をしているなら、せっかくの栄養も身体の中に入らず、そのまま便として排泄されているかもしれません。

実際、自分の便をよく観察すると、肉や魚の破片がそのまま出ていることがあるんだとか…。


私自身、えのきやごぼうを便の中に混ざってるのを見ることはあります。

でも、未消化の肉が出ているのかもしれない、ということを聞くと、食べ方は大事だなぁと改めて考えさせられました。


しっかり噛むとなぜいいか、簡単にいうと、噛むことが刺激となって、消化液が正しく分泌されるからです。それが、口から身体の中に取り入れる一つの手段なんだそうです。


高い栄養食品に手を伸ばして、これも効果がないわ~と嘆いて、栄養食品ジプシーをしている方、まずは食事の仕方を見直してみるのが先かもしれませんよ。


私も、これを知ってから、気をつけるようにしていますが、長年の習慣をなすんなり改善するのは難しいですね…。


でも意識すれば、変わってきます。

皆さんも、タダでできるこの健康法を試してみませんか?