vol.008 大好きな人と食事をすると…


 あなたは、誰かと一緒に食べると、食事の量は変わりますか?

それとも、一人の時と同じですか?

 

私は、一人の時より食べますね。話しながら、ついついその場の雰囲気に合わせて…。食事時間が長くなるのも、そのせいかな?と思いますが。

 

でも実は、「誰と」食べるによって、食べる量が異なるのだそうです。

 

私が大学時代に教わった実験をご紹介しますね。

 

これは、カナダのトロント大学の男女大学生96名に行われた実験です。

 

実験は二人一組で行います。

「満腹になるまでクラッカーを食べるように」という指示が出されます。(一人のみ実験対象者で、もう一人はサクラ)

そして、食べたクラッカーの量を計測するというものです。

 

実験の結果は以下の通りでした。

1.同性と比較して、異性を目の前にすると、食べる量は減る。(男女とも)

2.女性は、魅力的な男性を目の前にすると、少食になる。

3.しかし、男性は、魅力的な女性を目の前にすると、多食になる。

 

なるほど、そうかも知れないなぁ…と思いませんか?

 

女子会では、みなスイーツに手がとまらないし、バイキングに行くのは、女子同志がほとんど。そこに異性の目はありません。

 

でも、大好きな人とデートとなると、無意識にヘルシーな料理を選んだりしませんか?思い起こせば、私はそうでしたね。肉より魚、フライドポテトよりグリーンサラダみたいな(笑)

 

男性は、いつもよりよく食べてるのかな?(誰かに聞いてみたい…)

 

実験の結果によると、これは食べることによる「自己アピール」だそうです。

女性…私、あまり食べなくても燃費いいのよ。

男性…僕、こんなに食べて、君を守ってあげるよ。

 

無意識にそういう思いが働いているんでしょうね。

 

だから、摂食停止(食べるのを止める)=満腹感でなく、摂食停止=満足感、つまり心が満たされるから、食べるのを止めるということでした。

 

これを知った時、私は食と心の関係は奥が深いなぁ~と感動したことを、今でも覚えています。

 

こういうことがありえるから、私も、心を無視したダイエット法は、長続きしないんだと考えています。

 

・一人の時でやる気があれば、守れる。

・女子会に誘われたら、行ってしまう(断れない)。

・デートの時は、自分はサラダだけという訳にはいかない。

 

さらに、

・上司といざこざがあったら、ビールを飲みたくなる。

・姑とうまくいかなかったら、ケーキに手が出る。

 

そして、

・小さい頃に、いつもお兄ちゃんに大きいケーキを取られていたら、大人になっても、ケーキを見たら、先に食べないと!という思考があって、無意識に食べてしまう。

・小さい頃から、おかわりすると喜んでくれる母がいたら、大人になっても無意識にたくさん食べてしまう。

 

要するに、心が満たされていないと、食べることをコントロールするのはとても難しい、ということです。

 

あさって2月5日(金)に、このような食と心のお話をさせて頂きます。

興味のある方、ぜひ聴きに来てくださいね。