vol.009 「好きなもん我慢してまで、長生きしたいとは思わんけどね~」


「好きなもん食べて、好きなもん飲んで、はよ死んでもいいねん」

「好きなもん我慢してまで、長生きしたいとは思わんけどね~」

 

そんな風に思われる方はいませんか?

 

一方、医者や管理栄養士は、どうしても患者さんにとって、これが最善の策だ!という理想を押し付けがちです。

 

「間食はやめて、脂っこいものも控えて、よく運動して下さい」

 

「これ以上お酒を飲んだら肝臓に悪いので、禁酒して下さい。あっ、タバコももちろんダメですよ!」

 

もちろん、それがその患者さんの健康を想うと、それが「理想」なんでしょう。

 

そう言ってる医者や管理栄養士が、日ごろ不摂生をしていることは、内緒ですが(苦笑)

 

でも、その人にとって、

・3時のおやつの時間が、一番の至福の時だったとしたら…。

・仕事から帰ってビールの栓をぷしゅ~っと開けて飲む時間が、ようやくほっとできる瞬間だったとしたら…。

 

本人がやる気にならない限り、行動は変わりませんし、多くの場合は長続きしません。

だって、それがその人の「幸せ」だから。

 

でも、その生活を続けていると、身体が「不健康」になっていくのも事実。

 

じゃぁ、どうしたらいいの?となりますね。

 

身体がどんどんと「不健康」になってしまったら、

・糖尿病がひどくなって、インスリンに頼らないといけなくなるかも知れません(そうすると、今より自由が制限された生活になります)

 

・肝臓がさらに悪くなって、肝硬変になると、休肝日ではなく「禁酒」生活になるかも知れません(そうすると、お酒を一滴も飲めなくなります)

 

だから、病気がさらに悪化して今の生活ができなくなる前に、今の「幸せ」を感じられるだけの「最低限の健康」は必要になります。

 

痛い目をして目を覚まさせる荒療法もありですが、どうせなら、痛い目をする前に自分でコントロールできるといいですね。

 

でも、最終的に行動を変えることができるのは、その人の意思。

 

例えば「パパに脂っこいものを控えさせたい」とママが悩んでも、パパが問題意識を感じていない(しかも痛いなどの不調がない)場合は、なかなかうまくいかないのは、よくある話です。

 

人のことは気になりますが、多くの場合、自分のことは棚に上げて…という方も多いのでは?

 

あはは、私もそうです(苦笑)

だから、主人には、あまり何も言いません(言えません)。

 

人に言う前に、子どもに「好き嫌いしないで食べなさい。お菓子ばっかり食べてたら、夕ご飯食べられへんよ!」と言う前に、まずは自分の身体をいたわってあげませんか?

 

ただし、大きな目標を決めるのは、失敗のもと。

 

明日からできる、無理なくできる、80%以上できそうな、そんなほんの小さな目標を決めて、初めてみてはいかがでしょうか?

 

「ごはんは、30回以上噛む(=しっかり消化できるように噛む。食べ過ぎないようにする)」

 

「お菓子を買い置きしない(=見たら瞬間的に手が伸びて食べる、をなくす)」

 

「だらだら食いをしないために、必ず椅子に座って食事をする(=ついキッチンで立ったまま、流し込むように食べる、のを止める)」

 

「お腹が空くなら、食事内容を見直して、ちゃんと食べる(=きちんと食べていなくて、変な時間にお腹が空かないようにする)」

 

どうでしょうか?

こんな簡単な目標でいいのです。

 

こんなこと…と思うかもしれませんが、体調の変化を感じたら、次にこれもしてみよう、あれもしてみよう、という風に、どんどん意欲が沸いてくるかもしれません。

 

「好きに食べて好きに飲んで、早く死んでもいいねん」

 

でも、病気を抱えて入院生活を余儀なくされるよりは、年をとっても、カラオケに行ったり、お友達とおしゃべりをしたり、温泉旅行をしたり、そんな「幸せ」を感じることのできる生き方のほうがいいなぁ、と思いませんか?

 

「最低限の健康」

 

毎日、おいしい、楽しい、嬉しいと感じながら過ごすには、これが大事だと思います。

 

みなさんは、これから自分らしく幸せに過ごしていくための「最低限の健康」は、ありますか?

 

一度、振り返ってみて下さいね。